vol.028 2007年03月31日(土)

【ページ数】:30ページと31ページの見開き
【説明】:顔を隠すように照れ笑いをするショット
【作品名】:あっち向いてホイ

 このレビューを書き始めて一ヶ月。書き出した当初は、毎日書いていれば一ヶ月ぐらいで全ページレビューできるだろうと考えていました。つまり写真集のページ数は30ページ強という認識だったんです。しかしそれは僕の思い違いでした。今日、全部で何ページあるのか数えてみたんです。すると・・・なんと・・・100ページ!! 写真集って思ったよりもページ数多いんですね。まだ1/3しかレビューできていない現実。となると、これから毎日レビューを続けてもあと二ヶ月はかかる計算になります。嬉しい悲鳴とはまさにこのことですね。正直なところ、あと二ヶ月も続けるのはきついです。ネタがない!(そういう理由かよ!) もうこの際残りのページは「キャワ!」の一言で済ませたい気分ですが、そんなわけにもいかないのでぼちぼちマイペースで書いていこうと思います。あと二ヶ月あまりおつきあいくださいませ。
 さて今回取り上げるページは前ページから続く青のタンクトップを着て、何ともタイらしい象をバックに撮影された見開きページのショットです。水着のショットばかりだと何のためにタイまで行ったの?と突っ込みたくなりますが、ようやくタイっぽい感じが出て参りました。象の背中に人が乗れるように座席があるので、絵里ちゃんがこの象に乗ったショットを見たかったですね。びびりながらもキャッキャッ言っているところを見たかったです。まあなぜそのようなショットがないのかはなんとなく想像つきますよね。絵里ちゃんへたれだから・・・。(笑) 怖くて近寄ることもできなさそうですからね。罰ゲームのように顔が引きつっているところを撮っても、バラエティ番組ならまだしも写真集には掲載できないですよね。
 ところでこのショットの絵里ちゃんを見ているといろいろ考えたくなります。自然体の絵里ちゃんを撮影しているのでしょうが、明らかにカメラから目線を外しています。ただ外すだけでなく照れ笑いをしているのも気になります。なぜ笑っているのかを考察するのはは、絵里ちゃんの場合愚問であることはみなさんご承知の通りですから、ここではその点については省きます。考えても答えでないですしね。強いて言うなら「絵里ちゃんは融点が高いから」なわけです。僕が注目したいのは笑いは笑いでも照れ笑いな点。照れ笑いをしているように見えませんか? 照れ笑いだとするならば何に照れているんでしょう? スタッフさんから何か声をかけられ、「えっ、そんなことないですよ〜」と返答をした瞬間をカメラに収めたのではないかと想像します。仮にその想像通りだとするならばその言葉はなんだろうと僕のIQ182の脳みそがフル回転するわけです。数分考えて我に返ると、一つの写真を見てそのようなアフォなことに脳みそをフル回転させている自分がなんとも馬鹿らしく思えてくる今日この頃。ようやく最近自分が馬鹿であることを自覚しました。(笑) ■ vol.027 2007年03月31日(土)

【ページ数】:29ページ目
【説明】:象をバックにあぐらを組むショット
【作品名】:ウルリン滞在記いよいよ本番

 光の当たり具合の影響もあるのでしょうが、ぱっと見た感じタイのキャワな現地民?な印象を受けるものになっています。絵里ちゃんは現モーニング娘。の中では色黒な方ですが、それにしてもこのショットはことさら強調されているように感じます。色黒えりりんと言えば『星砂の島、私の島〜アイランド・ドリーミン〜』が思い出されます。あのときほどではありませんが、久しぶりに黒えりりんを見た感じがします。第一回目のレビューで世界ウルルン滞在記とひっかけて書きましたが、ようやく本家ウルルン滞在記のように現地民と混じった雰囲気のショットが見れましたね。(笑) 背景に象が写っているところもそんな印象を与えることに一役買っているところが心憎い演出でしょうか。(そんなわけない)
 あぐらを組んでいるショットとして思い出されるのは1st写真集亀井絵里の裏表紙。そういえばあの時も衣装が青かった。そう思い出して1st写真集を本棚から引っ張り出して見てみると、あぐらを組んでいるだけでなく手の位置や背中の丸まり具合などそっくりなことに驚きます。しかしよく見比べるとそっくりなのはポーズやシチュエーションなだけで、二年間でこんなに変わるのかと感慨にふけってしまうぐらいきれいになっていることに気づきます。二年前に「世の中にこれだけきれいなものがあるのだろうか?いやあるはずがない。(抑揚)」と思いましたが、上には上がいることが今わかりました。えりりんよりキャワなのはえりりんだった!(一昔前のモービルのCM風) そんなお馬鹿なことを考えてしまうのは、えりりんのキャワさに悩殺(文字通り脳を殺されているということ)させられているからです。 ■ vol.026 2007年03月31日(土)

【ページ数】:28ページ目
【説明】:橋の上で振り返っているショット
【作品名】:みか絵里美人

 押してだめなら引いてみる。ぜんざいには甘さを引き立たせるために塩を入れる。好きなのに「キライ!」と言う。「○○でないことはない」と二重否定を使う。このように何か物事を成功させたいとき、または強調したいとき全く逆の要素を取り入れることはいろいろな分野で効果的であることが実証されています。今回紹介する28ページ目のショットもそんな”逆”要素をうまく取り入れたものです。
 このショットの見所はなんと言ってもズボンとタンクトップの隙間からわずかに見える背中の部分。なんともセクシーじゃないですか。水着姿で肌を露出したものよりも、薄着の服を身につけその服の隙間から肌が少し露出した方がよりセクシーに見えることはよくあります。これを人はチラリズムと呼びます。(笑) レビュー19でもこのチラリズムを取り上げました。なぜ人は見えているものよりも、見えそうなものの方により興味がわくのでしょうか。人間心理を巧みに利用したスーパーショットですね。
 またこの背中を見せながら振り向いているショットは、菱川師宣の見返り美人図( こちらを参考)と全く構図が同じなのも興味深い点です。前作17才のときにもこの見返り美人の話は取り上げましたが、前作は背中のショットのみで絵里ちゃんが振り向いているものはありませんでした。今回はより見返り美人図を意識したものとなっています。東京国立博物館に展示されている歴史的芸術作品を遙かに凌駕する、絵里美人図を楽しむことができる秀逸なショットですね。(褒めすぎ?) 次回作ではミロのビーナスやモナリザに挑戦してもらいたいですね! ■ vol.025 2007年03月31日(土)

【ページ数】:27ページ目
【説明】:赤いタンクトップで木に右手をついているショット
【作品名】:鎖骨?胸骨?よくわからないけど・・・

 赤いタンクトップの胸上が大きく開いていてセクシーなショット。この胸のふくらみ・・・じゃなくて胸上に見えるふくらみは鎖骨でしょうか。この鎖骨らしき骨のふくらみがセクシーさをさらに引き立たせています。人体の医学用語をgoogleでいろいろ調べてみましたが、この骨が鎖骨なのか胸骨なのかよくわかりませんでした。まあこの際鎖骨でも胸骨でもどこでもいいんです。何骨かわかりませんが、絵里ちゃんがセクスィーだってことがよくわかればそれで無問題。
 このショットのもう一つの萌えポイント・・・じゃなくて見所は絵里ちゃんの右腕の二の腕。見た感じすごくプニプニしていて柔らかそうです。(笑) 
 「鎖骨のきれいな女性」、「二の腕のプニプニ感」を好きなポイントにあげる男性は多いと思います。そんな世の男性諸氏をあっちの世界にいざなってしまうパワーを持った悩殺セクシーショットです。 ■ vol.024 2007年03月31日(土)

【ページ数】:26ページ目
【説明】:岩の上に座っているショット
【作品名】:びびりんの瞬間

 絵里ちゃんのかわいさとはどこなのでしょうか。「全部」なんて答えではおもしろくないので、少し踏み込んで考えてみます。
 絵里ちゃんのかわいらしさがよくわかるのは、リアクション(=仕草)だと思います。芸能界のリアクション王と言えば出川哲朗さん、女性では磯野貴理さんでしょうか。二人のリアクションはテレビ映りを意識した派手なもの(=オーバーリアクション)です。娘。の中ではそういったテレビ的に”いい”リアクションをとるのは新垣里沙さんが一番でしょうか。反応も早いしびっくりする声も大きいし、彼女の素のリアクションはバラエティの世界でも十分通じると思っています。僕が言う絵里ちゃんの”かわいらしいリアクション”とはそういったリアクションを指しているのではありません。
 今回レビューする26ページ目のショットをよくご覧ください。80cmほどの高さの岩に座っておそるおそる右足を前に出している瞬間をとらえたショットです。絵里ちゃんはこの岩から飛び降りようとしているのかどうかわかりませんが、「怖〜い」という声が聞こえてきそうなびびっている絵里ちゃんの表情がナイスです。びびっているというか顔が引きつっているというか・・・。(笑) これがコロラドの大峡谷で撮影しているというならこの表情もわかるんです。でも高さが80cmぐらいの岩の上ですよ。高所恐怖症の人でもこの高さを怖がる人ってほとんどいない気がするんですが。。。こんなところが可愛らしいですよね。そんなびびりんな一瞬を堪能できるすばらしいショットです。 ■ vol.023 2007年03月31日(土)

【ページ数】:25ページ目
【説明】:ズボンに手をかけかっこよく決めているショット
【作品名】:かっちょいいぜ!かっちょいいぜ!?

 赤のタンクトップにチェックのシャツを着て、ズボンに両手をかけてかっこよく決めているショット。レビュー22でも少し書きましたが、衣装といいポーズといいこのショットの狙いはかっこいいワイルドな絵里ちゃんをカメラに収めたかったのだと思います。ズボンに手をかけているポーズを見ると、前ページ以上にかっこよさを本人は意識しているのでしょうが、かっこよさよりもキャワさが前面にでているように感じませんか? これを見て頭によぎったのが三年前のハロモニ。のこと。ハロモニ。劇場でセーラー服姿の絵里ちゃんが紫色のカツラをつけてスケバン役で登場したことがあります。「ちぃ〜す。おとなしいだけの自分がいやになったんだよ!」などと不良を演じました。不良っぽい衣装を身にまとい、不良っぽい台詞を言って不良を演じているのに、全然凄みや怖さがなくてむしろ頑張って無理しているギャップがかわいくて、あのときも今回レビューするショットと同様にかわいさが前面に出ていました。ミュージカルのトルテュ(騎士役)ではびしっとかっこよく決めていたので、やるときはやる子なんですけどね〜。 彼女が持つ内面のかわいさは、かっちょいい殻で覆ってもちょっとやそっとでは隠しきれるものではないのでしょうね。 ■ vol.022 2007年03月31日(土)

【ページ数】:24ページ目
【説明】:チェックの服でハンモックにもたれかかっているショット
【作品名】:ラフからピン側1mのナイスショット

 過去のソロ写真集三作品には見られなかった裸婦な・・・じゃなくてラフな衣装のワイルド絵里ちゃんを楽しめるショットです。衣装だけでなく髪の乱れ方もワイルドなものになっています。
 またチェックのシャツの下に着ているタンクトップがセクシーなのも見所の一つです。水着よりもむしろセクシーに感じるのは僕だけじゃないはず。水着のショットよりも目線が胸元に行ってしまいます。
 このように衣装や髪型、撮影場所等一つ一つを見ていくと「ワイルド&クール&セクシー」なショットをカメラマンさんは撮りたかったのではないでしょうか。しかしこのショットをよく見ると”ワイルド”というよりは”キャワ”なものになっています。”ワイルド”と表現しましたが「絵里ちゃんにとっては」という注意書き付きが必要ですね。衣装や風景、髪型はワイルドさを演出するのに十分な条件がそろっていますが、ワイルドさよりもキャワさが前面にでているところがなんとも絵里ちゃんらしい。ゴルフに例えるなら、一打目を左に曲げてラフに打ち込んでしまったものの思ったよりも浅いラフで、そこから抜群のリカバリでピンそば1mのスーパーショットと言ったところでしょうか。(意味不明) 
 洋服を着たショットの方が水着のショットよりもレビューがしやすい。裸婦よりもラフな衣装に万歳ってところでしょうか。(裸婦って言うな!) ■ vol.021 2007年03月31日(土)

【ページ数】:23ページ目
【説明】:あごを引いた顔と胸のアップショット
【作品名】:アップなものがアップであっぷあっぷ

 今回でレビューは21回目。全部で何ページあるのか数えていませんが、写真集の厚さを見るとまだ半分にも達しておらず、すべてレビューするにはまだあと一ヶ月はかかりそうです。もうしばらくおつきあいください。
 さてこの23ページ目のショットですが、写真集をそのまま見ると約45度ほど水平線が傾いていることに気づきます。その背景の水平線を水平になるように写真集を時計回りに約45度傾けて見ると、絵里ちゃんがどんなポーズをしているところをカメラに収めたのかわかります。体はまっすぐに頭だけおじぎをしたようなポーズのようですね。先日ガストに食事に行ってきましたが、ウェイトレスさんはこのショットの絵里ちゃんのように頭だけ下げるようなおじぎでした。おじぎといえば30度なのに・・・ってそんなことはどうでもいいですね。(笑)
 話が脱線気味なのでそろそろ本題へ。このショットで気になるのはアップで撮影されている点。アップのショットをみなさんどう思いますか? 引きのショットよりも近くに絵里ちゃんを感じることができて、接近したような気になりでドキドキしてしまいます。しかしそれを別の視点で見れば、至近距離でカメラマンさんが絵里ちゃんを撮影しているということであり「こらぁ!近すぎるぞ!」などと思う方も多いのではないでしょうか。そんなとき僕は「きっとすごい望遠レンズで撮影しているんだ」と自分に言い聞かせるように気持ちを落ち着かせています。(笑)  ■ vol.020 2007年03月31日(土)

【ページ数】:22ページ目
【説明】:青空をバックに遠くを見つめるショット
【作品名】:その瞳には何が映っているの

 写真集の楽しみ方としてページごとの表情やポーズの違いから絵里ちゃんの持つ演出力を見るのも一つです。カメラマンさんが求める要求に被写体である絵里ちゃんがどこまで応えることができているかということ。このショットはどこを見つめているんでしょうね。どういう要求をカメラマンさんがしたのかも気になります。ただ個人的にはカメラの前で表情を作り演技をする女優さんっぽいショットよりも、より素に近い自然な表情をしているものの方が好きです。僕個人の好みですが、そういった意味では絵里ちゃんのかわいらしさは写真集よりもDVD映像の方がよく表れているように思います。(とさりげなくDVDの宣伝もしておきます。)
 また表情やポーズの違い以外の楽しみ方として、身に着けているかわいらしいアクセサリやきれいな衣装、髪型のバリエーションを見るのも一つです。ショートカットであった前二作に比べ、髪が長くなって髪型のバリエーションが増えているので今作の写真集は今まで以上にキャワな髪型が見所となっています。
 いろんな髪型にチャレンジしていてどれもキャワワですが、迷彩水着の衣装の前髪は個人的に(←テレビ番組でいうピー音)です。耳だしがそれを補って余りある働きをしてくれていますが、前髪がヘルメットのようになっていて少しもったいなく感じます。 ■ vol.019 2007年03月31日(土)

【ページ数】:21ページ目
【説明】:シュノーケルと足ひれを持ち、横から撮ったショット
【作品名】:桜チラリではなく○○チラリ

 前回のレビューで鳥山明さんの「Dr.スランプ」とあだち充さんの「みゆき」を例にだしました。 オリコンの記事によるとモーニング娘。のファン中心は30代男性とのことなので、その層を対象にした文章を書いてみました。実のところ僕自身は鳥山漫画であればアラレちゃんよりドラゴンボール世代、あだち充漫画であればみゆきよりラフやH2世代(タッチはぎりぎり)なんですが、少し背伸びしてみました。
 そんな話はさておき本題のレビューに戻ります。このショットの見所はなんと言ってもスカートからほんの少し見える(←テレビでいうピー音)の美しい曲線ではないでしょうか。チラリズムとでも申しましょうか、これがビキニタイプの水着だった場合それほど意識しないでしょうが、スカパンタイプの水着だとセクシーさが強調されどうしても目線がそちらにいってしまいます。決してエロイ気持ちではありません。制作者サイドが目線がそちらに行くように仕向けていて、それにまんまと乗せられているだけです。と言い訳しておきます。(笑) 絵里ちゃんは娘。のお笑い担当に加えセクシー担当にもいつの間にか就任したの?なんて考えてしまいます。絵里ちゃんはリズムが前のめりとつんく♂さんから指摘されていましたが、こんなチラリズムショットを見ていると僕も前のめりになってしまいます。(こんなオチでいいのか?どうする俺。続きは次のレビュー。)