● 2005/4/10 其の弐
マジヲタが語りだすと止まらない第一弾。「娘。の展開」

モーニング娘。の結成時のメンバーであり、エースであり、娘。の顔であった安倍なつみさんが卒業したのが昨年の冬。 当時はなっちの抜けた後の娘。のセンターポジションは誰か?とファンの間で話は盛り上がりましたが、 順当なラインで石川、高橋、藤本の三人を中心としたスリートップ体制で、浪漫 〜MY DEAR BOY〜を昨年リリースしました。

それから一年。
その三本柱の一角である梨華ちゃんが卒業します。
梨華ちゃんの娘。ラストシングルは「大阪恋の歌」。
一年前と同様にスリートップ体制の曲です。
この一年間、このスリートップをメインに据えて、娘。は活動してきました。
知名度、人気、歌唱力(?)を考えればこの三人を前面に押し出していくのは、懸命な判断、無難な選択だったと思います。
でもね…とそこであえて提言したい。


プロ野球のペナントレースって優勝を勝ち取るチームは、絶対的な四番バッターやエースがいるチームではなく、 日替わりヒーローが出現するチームなんですよ。 そりゃ軸となるエース、四番の存在は必要不可欠ですが、いつも調子がよく、その力を発揮できるわけではないので、 そういう谷間で伏兵が現れ活躍できるチームが優勝できるんです。

また、NHKの朝ドラって、必ずといっていいほど、新人さんがヒロインに抜擢されます。しかしドラマとして締まりをもたせるため、脇を固める俳優さんたちは演技のできるベテランさんばかりなんですね。

ザ☆ピ〜スで梨華ちゃんがセンターに立ったとき、梨華ちゃんを支え、両脇を固めたのはなっちとごっちん。次のミスムン(Mr.Moonlight 〜愛のビッグバンド〜の略) ではよっすぃがセンターでしたが、そこも両脇にいたのはなっちとごっちん。次のウィアラ(そうだ! We're ALIVEの略)でも、DIN(Do it! Nowの略) でもなっちとごっちんがしっかりと両脇にいました。
曲ごとにセンターをかえ、その脇に実力のある二人をつけるという体制。
まさしく野球の日替わりヒーロー、NHKの朝ドラ状態だったわけです。

娘。にもこれが適用できないのかな?
以前のように曲替わりセンター方式にできないのかな?
梨華ちゃんが卒業し、スリートップの一角がいなくなり、
残った高橋、藤本の力ある二人がなっちとごっちんのポジションを務められないだろうか?


そりゃ僕は絵里ちゃんファンであるから、「絵里ちゃんをセンターに!」と声を大にして訴えたいが、例えセンターを獲得できたとしても、「次の曲もセンターで!」なんて言うつもりはない。曲替わりセンター方式が今の娘。にはベストだと考えるんです。

今の娘。の問題点として挙げられるのが、五期、六期のメンバーの個性や名前と顔が世間一般に浸透していないこと。 グループとして幅をもたせたり、一人一人の力が結集したグループとしての魅力を伝えるためには、 メンバー一人一人の実力アップはもちろんですが、それと同時に個々の世間一般における認知度があがらないとダメかな…。
というわけで、続きは第2弾「ユニットの必要性」にて。

たまにはこういうマジモードになります。
そういうのはTOYBOXで書けよって話なんですが(笑)
エリックは夜にでも更新します。